O総合病院での検査
S病院から紹介されたO総合病院へと着いて、産婦人科へと向かいました。
総合病院なので多くの科が入っています。産婦人科の受付に行くと話が通っていて、少し待つように言われました。
すぐ隣には小児科があって、待っている間嫌でも様子が目に入ります。診察を待つ親や子どもたちを眺めていると、暗い気持ちがわいてきました。
あの子たちは健康に生まれたんだろうか。わたしはあの中には入れないんだろうか。なんでこんなことになってるのかなあ。
しばらくして、中待合に案内されました。
エコー検査
診察室に入ると、すぐにエコー検査が始まりました。
はじめは一人だった医師が二人になり、じっくりと心臓を眺めて話し合っていました。今ここに来ることができない小児科医にも見てもらいたいと、エコー写真を大量に印刷して見せに行ってもいたようでした。
今までで一番長いエコー検査でした。仰向けの状態が長く続いていたので苦しかったのですが、よく調べてもらわないとと思って我慢していました。
あのお腹が大きくなってきて仰向けになると苦しい感覚、血が引くような感じというか…ただ重いものをお腹に乗せられるのとは違うあのうまく言えない感覚、なんなんでしょうね。不思議だったなあ。
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検査結果は
何もないと言って欲しい。
そう願っていましたが、二人の医師からは、
「心臓の大きさに左右差がある」
という診断が。
ここに来た時にはまだ、大きな問題はなさそうだよ!よかったね!なーんて言われるんじゃないかなという期待もあったのですが、この言葉を聞いて、やはりきょうちゃんの心臓には何かがあるんだと認めざるを得なくなりました。
それでもすぐには受け入れることはできなくて、本当にわたしの子が病気なの? なんでわたしなんだ?と現実感が湧いてきませんでした。
そして、さらに思いもよらない検査結果が告げられたのです。
「それから、口唇裂があります。今までに言われたことはありませんか。」
こ う し ん れ つ
こ う し ん れ つ
口唇裂だって?????
ここに来て口唇裂の疑いも指摘され(疑いというかありますって断定してたような気もするなあ)、今回の検査の結果…
・心臓の大きさに左右差がある
・口唇裂がある
と診断されたのでした。
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