きょうの一歩 【難病を抱える息子きょうちゃんとの日常】

難病を抱えて生まれてきた息子、きょうちゃんとのちょっと変わった家族の日常とこれまでの歩み

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赤ちゃんが心臓奇形と口唇裂と診断されて①〈疑惑のエコー写真〉

 

思いもよらない口唇裂の診断

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心臓のことだけではなく、思いもよらない口唇裂という診断。

 

全く予想していなかった突然の診断名に愕然としましたが、取り乱すことはなく落ち着いて医師の話を聞いていました。落ち着いてというか、頭があまり働かなくて現実味が薄い感じだった気がします。

 

あの唇がわれてるやつかあ。だからいつもエコーのとき手で隠してたのかなあ。それとも隙間が空いてるのが気になってたのかなあ。

 

なんてことを考えてしまいました。呑気なものです。

里帰りをしてから妊婦検診がある度に院長先生が一生懸命赤ちゃんの顔を見せようとしてくれたのですが、いつも角度的に見えなかったりこぶしを作って顔を隠したりしていたもので。

口唇裂があると言われて衝撃でしたが、変に納得してしまいました。

 

 

あー、だから隠してたのかなって。

(顔が見えないから口唇裂があると言っているわけではないですよ。わたしが自分の都合のいい解釈で勝手に納得しただけです。)

 

 

 

ちょっと脱線して…これって口唇裂かも?なきょうちゃんのエコー写真

心臓奇形や口唇裂と言われてから今までのエコー写真を見返したりネットで検索魔と化したりしたのですが、その中でおや?と引っかかるエコー写真が。

それがこちら。

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 …これは口唇裂では?

 

きょうちゃんもお腹の中で成長して顔立ちがはっきりしてきてからはなかなか顔を見せてくれなくて、やっと見せてくれたと思ったら出産予定日3日前になって口唇裂が見つかりました。びっくり!

ということだと思ってたのに、

 

 

これは口唇裂では!!??

 

 

これいつ撮影したやつだ…?と確認してみると、

 

 

『2017/09/20』

 

 

里帰り前の妊娠8か月のときのやつ!!

…ということは、4人目の先生だ!ちょっと!!4人目の先生!!!

 

 

4人目ってどういうこと?という方はこちら。

kayarimo.hatenablog.com

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このエコー写真、口唇裂があるように見えませんか?わたしは当時頭に全く口唇裂というものがなくて、このエコー写真を見ても「ほっぺかわいいなあ。」くらいにしか思えなかったけど、先生もなんとも思わなかったんだろうか?

 

あくまでもわたしは素人なので、素人目で見てそうに見えるだけかもしれませんが…口唇裂があると言われた後でこのエコー写真を見ると、めちゃくちゃそう見える。

 

この時点で口唇裂の疑いを指摘されたり、里帰り先の病院にこっそり「口唇裂があるかも」くらいの引継ぎがあってもおかしくなかったんじゃないかなあと思ってしまいました。

 

医師から見たら全然違うものですよ、3Dエコーだとできてしまうただの影ですよ、とかいうことだったらごめんなさい4人目の先生。

 

 

 ※上記のエコー写真はあくまでもわたしから見て口唇裂があるように見えるものであって、医師から口唇裂のエコー写真として渡されたものではありませんのでご了承ください。

 

 

 

久しぶりの赤ちゃんのお顔

さて、話を戻しますね。

口唇裂があると告げた後、医師がきょうちゃんの顔を映して見せてくれました。

 

 「赤ちゃんから見て右側に裂が見られます。」

 

 

…とのことですが、うーん、唇に確かに割れ目のようなものは見えるけど(と言っても、言われてみると割れ目のように見えるかも…?というレベル)、久しぶりに見るきょうちゃんのお顔がかわいくてかわいくて。かわいくって涙が出そうになるくらい。

このときだけ色々な不安を忘れて赤ちゃんのお顔にくぎ付けになっていました。

 

 

診察を終えて

一通り検査を終えた医師から、三日後にもう一度ほかの医師にも見せて欲しい、次はご家族同伴で来てくださいと言われてこの日は終了しました。 

 

診察室では平静を保っていられましたが、診察が終わって一人になるともう駄目でした。

 

さっきはどこか冷静に受け止めていたのに、いやだいやだという思いが溢れて止まらず、近くのトイレに駆け込んで泣きました。

 

 

わたし、人前で泣きたくないんです。そういう方いませんか?泣きたくないというか取り乱しているところを見られたくないというか。泣きたい気持ちが周りの目によって抑えられる感じ。耐え切れずに泣いてしまうことはありましたが、できるだけ見られないようにひっそりと。そして夫の前でだけわーわー泣いてすっきりします。

 

 

ひとしきり泣いてよし帰ろうと外に出ると、もう人気はなく真っ暗でした。

駅まで距離があるからタクシーに乗ろうと思いましたが、大雪が降っているからか乗り場には一台もいないしタクシー会社に電話しても出ません。仕方なく歩いて駅まで向かいました。

 

季節は冬。暗い夜道、大粒の雪が降る中一人で歩く…その間になんだかひどく惨めで寂しい気持ちになってきて、また涙が出てきました。なんでわたしなんだろうと自問して泣きながら歩いたことをよく覚えています。

 

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