きょうの一歩 【難病を抱える息子きょうちゃんとの日常】

難病を抱えて生まれてきた息子、きょうちゃんとのちょっと変わった家族の日常とこれまでの歩み

ブログタイトル

人工肛門閉鎖術についてと、術後から退院までの経過

 

結腸人工肛門閉鎖術についてと、術後から退院までの経過をざっくりと

皆さんこんにちは!かややです。

きょうちゃん、無事にお腹の人工肛門を閉じ、お尻からうんちが出るようになって6月15日に退院することが出来ました!やったー!

気にかけてくださった皆さまありがとうございました!

 

これで鎖肛という先天性疾患の手術は終了です。(今後肛門の状態によっては再度手術することもありうるそうですが)

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 しかし、主治医も言っていましたがここからが勝負どころ。

いかに自然な形でお尻からうんちを出すことができるようになるかが重要なのです。特に高位鎖肛はそれが難しい場合もあるようで、何年もかけて排便機能を獲得していかなければなりません。

だから私としては、やっとスタートラインに立てたという感じです。

 

今回はきょうちゃんが受けた結腸人工肛門閉鎖術についてと、術後から退院までの経過を綴ってみたいと思います。

注意

この記事の内容は私個人の経験や見聞きしたことに基づいております。手術の内容等については医師に確認してください。

結腸人工肛門閉鎖術とは

中間位や高位の鎖肛で作ったお腹の人工肛門を閉じる手術です。

この手術を受けることで、お腹の人工肛門で途切れていたうんちの通り道がお尻につくった肛門へとつながり、お尻からうんちが出るようになるのです!

以下の図の「③人工肛門を閉じる」に当たる手術です。

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 手術の内容

医師が描いてくれた図や説明を元にふわっと書きます。

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図の説明と補足

①人口肛門に沿って皮膚や周囲から腸を剥がす。皮膚とのくっつき具合により、手術の時間がかわるとのこと。

②腸がぶらんぶらん(と先生も言っていた)な状態になったら、少し引き出す。

③細かく縫い合わせていく。縫ったら空気を通して漏れる箇所がないかチェックする。

④しっかり縫えていたら、お腹の中に腸を戻して、腹壁を縫い合わせて終了。

 

手術当日の流れ

〈11時45分〉手術室へ見送り
〈16時16分〉手術終了の知らせを受ける(※1)
〈18時30分頃〉ご対面!

(※1)きょうちゃんは腸と周りの皮膚との癒着が結構あったようで、剥がすのに時間がかかったとのことでした。これがすんなりいけばもう少し手術時間は短く済むようです。

 

術後病室に戻ってからの様子

お腹の手術でもあるので、拘束してなるべく動かないようにするんだろうな…うつ伏せなんてしたら大変だもんな…と思っていたのですが、特にしてはいけない体勢はないですよ、うつ伏せもだめではないですよと。

えーっ!結構自由なのね!

特に拘束帯をつけることもなく、そのままベッドにころん。

ただ、手術当日のきょうちゃんは麻酔の影響や胃腸の働きが悪くなっていることからくる吐き気が強いようで、体を動かしたり泣いたりする余裕も無くひたすら横になっていました。

胃管を引いてみると、引けてくる胃液の色は濁った茶色のような濃い色で、血も混じっていました。

強いストレスがかかると胃から出血することもあるそう。きょうちゃあああああん。

きょうちゃんは胃腸があまり強い方ではないので、胃腸が動き始めるのを待って術後3日目から水やミルクを胃に注入し始める方針であると説明を受けました。

それまでは左手にとったルートから点滴で栄養を入れてしのぎます。

 

術後の経過をざっくりと

術後の経過に関わることのみをざっくりと書いていきますね。

術後のちょっとしたエピソードについてはここに書くとわちゃわちゃになりそうなので、絵日記風に綴った記事を別にあげる予定です。→上げました!2019.6.28

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術後1日目《おなら記念日》

お昼頃おならをしました!

寝ているときにもぞもぞしてるなーと思ったら、

ぷ、ぷぷ!ぼぼぼ!

い、今のはおならでは!おならしたー!ちゃんと繋がってる!と感動しました。゚(゚´ω`゚)゚。

おならで感動することってなかなか無い…!録音しておきたかった←

まだうまくおならも出来ないのか、お腹はガスでかなり膨れている感じで、おならも溜めきれなくなったガスが押し出されて出てきたという印象。浣腸はもう少し期間を開ける必要があるとのことでした。(今回手術した箇所に浣腸液が触れるのはまだ控えたいとの理由。)

手術の次の日で疲れが酷かったのか、ほぼ寝て過ごしていました。私が面会中、起きている時間を合わせたら2時間くらいしか起きていなかったんじゃないか…こんなに寝ていることは無いので心配になりました。

 

術後2日目

前日にめちゃくちゃ寝て回復したのか、普段通りの元気は無いものの、穏やかに過ごすことができました。ぼーっと横になっていたのに突然むくりと起き上がったのにはびっくりしましたがね…!確認したら、座るのも問題は無いそうでした。術後2日目なのにね、すごいよね。

うんちとは言えませんが、手術のときに出た血が混じった腸の分泌物がたまに出るように。

 

 

術後3日目

20ccだけ水を飲めるように!これで内服薬も再開し一安心。

片手に点滴が入っているので動きづらそうだけど、きょうちゃんの様子は手術前の状態にほぼ戻りました。

 

術後4日目《うんち記念日》

うんちが出ました!。゚(゚´ω`゚)゚。

まだ水しか飲んでいないときに出たうんちなので、緑っぽい黒く濁ったべたべたうんちでした。

ハーフミルク(濃度が半分)が30ccから注入が始まりました。

 

術後5日目

ハーフミルク60ccに。安静度はフリーになり、点滴のルートはあるもののプレイルームにも行けるように。

傷に当てていたガーゼも無しに。少し水分が溜まっていて皮膚もまだ炎症が起きてるせいかよれているところもありましたが、時間が経てば治まるとのこと。

 

術後6日目

普通ミルク100ccに。

このまま順調に行くかと思っていた矢先、突然の発熱。

傷からの感染やその他のウイルスなどは採血で出ず、おそらく脱水から来る発熱ではないかとのこと。少し点滴の量を上げ、解熱剤のカロナールを注入し様子見。

 

術後7日目

普通ミルク180ccに。

熱はまだ少しありましたが、昨日ほど機嫌は悪くなく、そんなに体調も悪くはなさそう。

わたし初浣腸!問題なく終了。これから毎日浣腸をします。

ちなみにストマ管理は医療的ケアだけど、浣腸は便秘の子もやっているし、医療的ケアには含まれないと看護師さんに言われました。へええ。

 

術後8日目

普通ミルク250ccに!駆け足気味だけど、大丈夫そう。

熱も下がり元気元気!

 

術後9日目

点滴のルートが無くなる。やったね!

そしてこれで退院することが可能になり、急遽次の日退院することになりました!

もう少し早く言ってくれたらおうちの片付けをしておいたのにな…。

 

術後10日目

退院!

 

入院期間について

前の記事で「2,3週間の入院」って書いてあったのに10日で退院だと!大袈裟に書きやがったな!と思われた方がいらっしゃったらすみません…。

お尻がうんちに触れることに慣れていないため、お尻の皮膚が真っ赤にただれたり、うまくうんちが出せないということがあると入院期間が延びると言われていて、その場合2,3週間くらいになるだろうと言われていたもので…。

 

入院してからいただいた入院計画書みたいなものには「入院期間10日程度」と記載されていて、そんなすぐ退院できるわけないじゃないの~と思っていたら、ぴったり10日目で退院することができました…熱も出たのにすごーい。

大きな問題が無ければ、人工肛門を閉鎖する手術に伴う入院は10日程度のようです。

 

終わりに

退院してから5日経ち、浣腸生活にも慣れてきました。

でも、まだ変な感じです。きょうちゃんのお腹に人工肛門が無いことにまだ違和感があるんですよねえ。

ストーマのパウチの漏れを心配したり、パウチ交換をしたりしなくてもよくなったのは楽ですが、かわりにおむつ交換の頻度がぐんと上がりました。おむつ用のごみ箱に入りきらないよ…むぎゅむぎゅ

 

きょうちゃんが入院中は予想していた通り面会以外のことにエネルギーを使うことが出来ず、イラストなんて全然描けませんでした。

朝早く目が覚めた日に一枚だけ描いてみましたが(↓これ)

あとはもう帰ったら食事をとって即、横になるような生活をしていました。ツイッターすら覗けない日もあり…もう少し体力が欲しいよ~。

 

そして、きょうちゃんも無事退院したことだし色々やるぞ~と思っていたら、面会疲れがどっときたのか夫婦揃って体調を崩し、きょうちゃんは耳下腺炎になるし(腫れの具合からおたふく風邪ではない?みたい)、なんだかんだで退院してからブログを上げるまで時間がかかってしまいました。

でもやっと体調も持ち直したし、やれてないこと途中になっていること、少しずつ消化していきますよー!

 

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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