きょうちゃんも大好き!理学療法士さんおすすめの手作りおもちゃ「ばんばん」を紹介します!
きょうちゃんは入院生活が長かったためか発達が遅れているので、定期的に理学療法士さんにみてもらっています。
理学療法士はPhysical Therapist(PT)とも呼ばれます。ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。(日本理学療法士協会のホームページより抜粋→理学療法士になるには - 公益社団法人 日本理学療法士協会)
そのリハビリの中で使用していた手作りのビーズのおもちゃにきょうちゃんがドはまり!
百均で購入できる材料で自分で作ることができそうだったので真似して作ってみました。
おもちゃの対象としては1歳半くらいまで(1歳後半だと単純すぎてつまらないかな)でしょうか。小さい月齢のお子さんでも楽しめるおもちゃですよ!
どんなおもちゃなの?
こんなおもちゃです。見ただけで作り方が予想できるくらい単純なおもちゃでしょう?
一言でいうと、板のようなものにゴム紐を縛り付けて、その紐にビーズを通したおもちゃです。うちでは「ばんばん」と呼んでいます。(ネーミングセンスw)
何がおすすめなの?
理学療法士さんがおすすめしていたポイントは3つです。
・大きな音が出ること(難聴のあるきょうちゃんにとって嬉しいポイント!ちなみにきょうちゃんの聴力は両耳平均で70㏈程度。補聴器無しでも聞こえているようです。)
・触ったことでかえってくる反応がわかりやすいこと※1
・ビーズをつまむ動作が指先の発達に繋がること
※1 ビーズが横にスライドする、ゴム紐が伸びるなど目で見た形の変化に加え、ゴム紐に通したビーズが板に当たると「ばん!」と音が出るので、赤ちゃんにとって触った反応がわかりやすいということ
材料は3つ!(材料費は600円くらい)
土台となる板
理学療法士さんのところで使っていた板はプラスチック製の洗濯板のようなものだったのですが見当たらず、うちではこれを使っています。
セリアの冷蔵庫仕分けケース!
これ、このおもちゃを作るのに本当におすすめです。
他のを使用してもよいと思いますが、以下のポイントに気を付けると良いですよ。
①プラスチック製などで、ビーズが当たると大きな音が鳴るもの
②ゴム紐を縛るところがあるもの ※2
③重すぎないもの ※3
※2 強い力で引っ張ったときに紐が解けてビーズが飛び散ると誤飲の恐れがあります!とても危険なので、このポイントは重要ですよ。
※3 きょうちゃんはのちのち自分で持って遊んでくれるようになりました。
ゴム紐
ビーズを通すことのできる細いタイプのゴム紐を選んでくださいね。
ビーズ
特に指定はありません!お好みでどうぞ。
理学療法士さんのところで使っていたのは全て同じビーズを使って作っていたのですが、色々な形、大きさのものを使うと指先の感覚の発達に役立つかもと思ったので、わたしは色々なビーズを揃えて作ってみました。
ちなみに、これが一代目のばんばん
これが現在使っている二代目のばんばん
二代目の方がビーズの種類が豊富になっているのがおわかりでしょうか?
きょうちゃんは中でも鈴がお気に入りで、毎日リンリンリンリンリンリン!!!と元気に鳴らしまくっております。
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作り方と注意するポイント
①ゴム紐を横の穴に通して解けないようにしっかり結ぶ!
結ぶのは3回でも4回でも、とにかく絶対に解けないように結ぶのが大事です。最初に作りたい列の数、ゴム紐を結んでおくと効率がいい。
作る列は土台となる板の大きさによると思いますが、わたしと同じセリアのものを使う場合は4列がおすすめ。あまり列を作りすぎると絡まるので注意です。
②ゴム紐にビーズを通す。
一代目ばんばんのようにばらばらにしてもよし、二代目のように列ごとにテーマを持たせてもよし。
あまりにビーズがすかすかだとお子さんがつかみにくいので、ある程度の密度は欲しい。
③ゴム紐が張った状態になるようにぐーっと引っ張ってもう片方へ結ぶ。
たるみがある状態だと引っ張って手を離してもいい音は出ないので、しっかり引っ張りながら結んでくださいね。
④②~③を繰り返せば完成!
きょうちゃんの遊び方
遊んでいるうちに遊び方がどんどん発展していきました。大雑把に書くとこんな感じ。
〈レベル1〉
大人に持ってもらって遊ぶ
〈レベル2〉
大人が持つばんばんの向きを気にして、自分の遊びやすい向きに誘導して遊ぶ
〈レベル3〉
片手で持ち上げ、自分一人で引っ張って遊べるようになる
ばんばん一つでも成長が見られるのですから、子どもって面白いですよね。
以下は私がよくばんばんを使っている場面。
ばんばんに猛烈にはまった時期は、夢中で一人遊びしてくれるわ、ジャングルジムの上に置いたら欲しくて伝い歩きしようとするわ、見せたら目は離さないわ、お出かけ中に渡しておくと大人しく遊んでいてくれるわ(でも音はうるさい)…もう大活躍でした!
遊ぶ時の注意点
とても楽しいおもちゃですが、絶対に気を付けなければならないことがあります。
それは誤飲です。
ビーズを激しく板にぶつけていると、ビーズがどんどん劣化していきます。さらに、ゴム紐も伸びていきます。
定期的に割れそうなビーズは無いか、ゴム紐が細くなっているところはないか、しっかりチェックしてください。
そして、万が一ビーズが割れてしまったり、ゴム紐が切れてビーズが飛び散ってしまったりしたときのために、ばんばんが完成したら写真を撮っておきましょう。
そうしておくと、無くなったビーズがないかがすぐわかります。拾い損ねたビーズをお子さんが飲み込んでしまったりしたら大変です。
うちはきょうちゃんが遊んでいるときにゴム紐が切れてビーズが飛び散ったことが1回、ビーズが割れてしまったことが2回ありました。写真と比べて無くなったものがないか確認できたので、本当に安心しました。もしこのようなことが起きてもすぐに対処できるように、大人が見ていないときは遊ばせないでくださいね。
この記事を読んで「ばんばん」を作り、誤飲の事故その他の一切の事故が起きても、責任を負いかねますのでご了承ください。
終わりに
いかがでしたでしょうか?このおもちゃ、とってもおすすめですよ!普段物作りなんてほとんどしない夫が同僚のお子さんに手作りしてプレゼントしていたくらいですからね。笑
生後半年くらいからばんばんで遊び始めたきょうちゃんも、今や1歳4カ月になりました。以前よりも遊ぶ時間は減ったように思いますが、まだまだ遊んでくれそうです。
簡単に作れるので是非作ってみてくださいね!
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